360°の大パノラマの眺望 大室山

見出し

どこからみても、お椀をふせたような柔らかな曲線のシルエットが美しい大室山。

標高580mの山頂に直径300mのすり鉢状の噴火口を持つ単性火山で、全山カヤにおおわれています。

リフト(有料)で昇る山頂からは相模灘に浮かぶ大島、伊豆七島から天城連山、富士山、箱根へ続く山並と360度の大パノラマの眺望をお楽しみいただけます。
噴火口を周回する約1㎞のお鉢めぐりは、眺望をさえぎるものがない実に気持ちの良い散策コースです。

大室山1

大室山2

噴火口跡のアーチェリー設備は初心者でも楽しむことができます。

 

四季を通じて変化する大室山

大室山は、季節により色の変わる草山としても知られており、冬の枯れ色から「山焼き」後の黒色、夏草の深緑、ススキの銀穂と四季折々の自然を感じることができます。

初夏から夏は、 きれいな緑で夏の空によく映えています。

9月下旬から10月には、山を覆っているススキが一斉に穂を出し、白銀色に変身します。

毎年2月の第2日曜日におこなわれる「山焼き」で、黒に変わります。

大室山3

大室山4

大室山6

 

伊東の春を告げるイベント「大室山の山焼き」

「山焼き」とは、数百年前から山の保全と、農家などで使うカヤを育てるために毎年春先に行われてきました。

冬枯れした草に火を放ち山全体を燃やしてしまうというダイナミックなイベントです。現在では観光行事として行われ、毎年2月の第2日曜日に行われます。(天候により順延の場合もあり)また、先着順で有料で山焼きの着火に参加することもできます。

この山焼きによって、お椀を伏せたような山体・地形が見事に保たれています。

大室山7

 

大室山の成り立ち

約4000年前の噴火によって、粘り気の弱い溶岩のしぶき(スコリア)や火山弾が火口の周囲に降りつもってできました。
大室山は、伊豆東部火山群のなかで最大級のスコリア丘で、山全体が国指定の天然記念物となっています。
大室山のふもとから流れ出た大量の溶岩は、伊豆高原や城ヶ崎海岸などをつくり出しました。山頂からは天気が良ければ、小室山一碧湖など、伊豆東部火山群が織りなすさまざま地形や、大室山の溶岩が作り出した城ヶ崎の景観を楽しむことができます。

大室山8

 

大室山の伝説

大室山山頂には、浅間神社が祀られています。

富士山を本宮とする浅間神社は全国に多くあり、そのほとんどが、木花開耶姫 (このはなさくやひめ)を祭神としているそうですが、ここ、大室山の浅間神社は、磐長姫命(いわながひめのみこと)が祭神となっています。

 

【イワナガ姫とコノハナサクヤ姫の伝説】

昔、とても仲の良い姉妹の神様がおられました。姉の名前をイワナガヒメノミコト、妹をコノハナサクヤヒメノミコトと云いました。妹は絶世の美女、一方、姉のイワナガヒメは名前のとおり、岩のようであまり容姿は良くなかったそうです。

ある日、若い神、瓊々杵命(ニニギノミコト)が美しい(コノハナサクヤヒメ)に一目惚れし、父親である大山祇神(オオヤマツミノミコト)に、嫁に欲しいと願い出たが、姉の(イワナガヒメ)とはとても仲が良いので、一緒なら差し上げましょうということで、姉妹揃って嫁にもらうが、美しい(コノハナサクヤヒメ)ばかり可愛がり、(イワナガヒメ)は相手にしなかったそうです。

そのうち、イワナガヒメはオオヤマツミノミコトのもとへ送り返されたが、イワナガヒメはニニギノミコトの子をお腹に宿していたそうで、大室山に産殿を設けて、一人寂しく出産しました。その後も、コノハナサクヤヒメとイワナガヒメは、その後も昔の仲良し姉妹には戻りませんでした。

そのせいか、大室山から見える(コノハナサクヤヒメ)である富士山をキレイだとほめると、(イワナガヒメ)である大室山が嫉妬するとも言われています。

 

まとめ

伊東の市街地や伊豆七島はもちろん、世界遺産の富士山まで見渡すことができ、たいへん素晴らしい眺めの大室山。

大室山で大自然を満喫した後は、麓のさくらの里や、体験施設などを楽しんでいただき、海鮮料理に舌鼓を打ち、そのあとはゆっくりと温泉に入ってみてはいかがでしょうか?

 

交通アクセス

JR伊東駅より15km 車で約30分

伊東駅または伊豆高原駅より東海バスで「シャボテン公園」下車すぐ

 

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