第13回風の花祭り ~くるくる回る花の形をしたかざぐるまが、観光客の話題を呼んで大人気スポットに!~

300万本規模・・日本一の水仙を自負する下田市爪木崎に水仙が咲かない14年前の2月に下田市観光協会の職員が新聞記事でみた静岡市の水仙・・・イヤ、違う・・・良く見ると紙で作られていて、しかも記事を読むと水仙の形をしたかざぐるまではないか・・・。下田で水仙が咲いていないなら、作ってみましょうかざぐるま・・・。1本、試しに持って帰り、虫の居所が優れないある役員さんに見せ「吹いてみて」とお願いしました。仏頂面で「ふぅー」と風車に息を吹きかけると、クルクルと周りだし、思わず緊張感のあった空気が一気に和み一同笑顔が溢れてしまいました。

これいいね!下田に来た人お客様が、この花の風車を見てみんな笑顔になって帰ってくれたらいいね!と一気に盛り上がり、1職員の熱い気持ちが役員のみならず下田市民も揺り動かし「風の花祭り」という形になって現れました。。

 

下田市民が作り上げる下田市民と観光客の為のお祭り。「風の花祭り」

今年で13回目を迎える「風の花祭り」。会場で回っている花のかざぐるまを作っているのは、下田市民。通年携わっているボランティアスタッフと、11月になると、市内の保育所・幼稚園の幼児とその親、小・中学校の児童や生徒らにより制作が始まります。そして、下田市と姉妹都市である群馬県沼田市民の皆さんにもご協力いただき、総勢約5000人が関わり花のかざぐるま15000本が完成します。

 

毎年、お祭り会場ではテーマが設けられます。今年のテーマは「おもちゃの国」。下田市内の子供たちが描いた「おもちゃの国」のイメージを、そのまま巨大モニュメントにしてあり、子供たちの夢が溢れる会場となっています。

 

ひつこいようですが、このお祭りは下田市民が中心で作られているもの。会場で見られる巨大モニュメントも、市民ボランティアスタッフが12月になると竹取りに行き、集めた竹を組みます。人の3倍もあるモニュメントを組むには脚立を使います。毎日作業をするのは、ほとんど第一線をリタイアされた人たちで、中には元職人さんもいたりと、緻密で大掛かりな作業もたくさんの人材で作り上げることができています。

 

さて、立役者の紹介が遅くなりました。花の風車の発案者であって、このお祭りのコンダクターである、本職ペーパーアーティストの広井敏通先生。本人は、風車職人じゃないよ・・・と、いつも照れ笑いをしながら否定しますが、下田市界隈では既に風車の先生で有名人!
でも、何を隠そう、この広井先生はペーパーアーティストとして日本各地を飛び回る凄い人!!2008年には「日本ブラジル移民百周年」記念イベント「逢いたくば」で「虹の花風車」を作成したり、昨年12月には横浜アリーナで開催された「Jリーグアウォーズ」表彰式にて、会場のテーブルの装飾に携わるなど、活躍されています。
・・・下田市民が作ったのではないの!?
その通りです!!そんな凄い広井先生も、下田市観光協会職員がコンタクトをとった14年前に、下田市観光協会職員の気持ちに動かされ、また、下田市を好きになられ、ご家族で下田市民になってしまいました!その決断力と、行動の速さに、こちらが「先生の人生を変えてしまわないだろうか・・」と同様してしまったほどでもあります。
今では、下田のお祭りにも参加し「ホリャホリャ」と神輿を担ぐほど、風の花祭り以外でも下田市にとって必要不可欠な人でもあります。

 

そうやって毎年開催している風の花祭り会場は、港に面した芝生が広がる「まどが浜海遊公園」で開催されます。会場内に設置されたモニュメントは「お花うさちゃんすべり台」や「つみきのめいろ」「なかよしヒヨコ列車」などに、かわいい花のかざぐるまが装飾され、簡易遊具となっています。会場に来た小さなお子様たちは大興奮!一日中子供たちの笑い声が響きます。
足湯も整備されている長閑な公園は、ご年配の方もたくさん立ち寄られ、会場を眺めて長閑な景色を楽しまれています。

 

第一回目より口コミで広がり、立ち寄られるお客様も増え、3月中旬から4月上旬の下田の風物詩として定着しております。
また、この花のかざぐるま、下田市民ではないけど、作って飾りたいよ・・と言う近隣市町や個人の方も増え、下田から発信される「芽」が各地へ広がっております。

今回は、風の花祭りを紹介いたしました。

いかがでしたでしょうか?

私は、この記事を書いていて、花の風車つくりに係った子供達やスタッフの顔が思い浮かんでいます。作った子供たちはもちろん会場を楽しんでいます。更に観光客のお客様も自分たちが作った会場で良い思い出を持ち帰ってもらえたら嬉しく思います。子供達を含む関係者一同、心よりお待ちいたします。

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